伊豆の国相続遺言相談室の
相続手続きに関する相談事例
伊豆の方より相続に関するご相談
2024年05月07日
相続する不動産が遠方にある場合、その地域に行って手続きをしなければならないのか行政書士の先生に伺います。(伊豆)
父の相続で困っているのでアドバイスをお願いします。82で亡くなった父は伊豆在住ですが生まれは北海道です。相続人となるのは私を含めた子供3人で、私には弟と妹がいます。
葬儀を終えて、実家の片付けの傍ら父の財産調査を行ったところ、父の遺産は「伊豆の実家、預貯金が数百万円、北海道にある複数の不動産」であることが分かりました。遺品整理の際に3人で話し合ったところ、伊豆の実家を私が相続し、他の財産は弟と妹が相続することになりましたが、二人とも仕事や家事が忙しく北海道に行って手続きする暇はないといっています。不動産を見ておく必要があるかと思うので一度くらいは行かなければならないかと思いますが、できれば北海道の不動産相続手続きも伊豆の法務局できないものでしょうか。(伊豆)
不動産を相続する際のお手続きは、いくつか方法がございます。
不動産の相続手続きは、不動産を管轄する地域の法務局で相続登記申請をする必要がありますが、必ずしもその地域に出向いて手続きを行わなければならないというわけではないためご安心ください。
不動産の相続手続きの申請に際しては、以下からご都合に合うものをお選びください。
【窓口申請】平日の開局時間内に不動産を管轄する法務局に実際に出向いて窓口で申請します。その場でやり取りを行えるのでスムーズですが、交通費等がかかります。
【オンライン申請】パソコンに「申請用総合ソフト」をインストールしたうえで、登記申請書を作成し、管轄の登記所に送信します。
【郵送申請】申請書を作成し、管轄の法務局宛に郵送します。パソコン作業に慣れていない方にはおすすめの方法ですが、不動産の登記申請書には書き方のルールが厳しく定められているため、申請内容にミスがあった場合などは郵送でのやり取りが続くことになります。なお、返信用封筒を同封のうえ、必ず簡易書留以上の方法で送付しましょう。
相続のお手続きは不慣れ方が多く、多くの方がお困りでいらっしゃるかと思います。ご自分で進めるのがご心配な方、お時間がなくご面倒だという方は遠慮なく相続の専門家にご相談ください。
伊豆の国相続遺言相談室は、相続手続きの専門家として、伊豆エリアの皆様をはじめ、伊豆周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
伊豆の国相続遺言相談室では、ご依頼いただいた皆様の相続手続きについて、伊豆の地域事情に詳しい行政書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは伊豆の国相続遺言相談室の初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。伊豆の国相続遺言相談室のスタッフ一同、伊豆の皆様、ならびに伊豆で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。
伊豆の方より遺産相続についてのご相談
2024年04月03日
遺産相続とはどのようなものなのか行政書士の先生に伺います(伊豆)
私は伊豆出身の50代です。私は今は伊豆には住んでいませんが、伊豆の実家は頻繁に訪問しています。両親は現在のところとても元気で、趣味は旅行、と楽しく過ごしていますが、先日友人の父親が亡くなり葬儀に参列したのをきっかけに自分の両親にもいつかこんな日が来るんだと考えるようになりました。両親は今まで特に大きな病気もなく、現在70代後半です。もし両親が亡くなった場合、すぐに葬儀の手配をしなければならないのはなんとなくわかりますが、遺産相続についてはさっぱり分かりません。遺産相続は初めてのことですし、人にも聞きづらいので専門家に聞いた方が良いと思いました。遺産相続とはどんなものでどのような手順があるのか、初心者でもわかるように教えていただけたら助かります。(伊豆)
まずは遺産相続の内容と流れをご紹介します。
ご家族がお亡くなりになると、残された家族は非常に多くの「やらなければならないこと」をこなさなければなりません。実際に経験された方の中には、慌てて故人を見送ってしまい後悔しているとおっしゃる方も少なくありません。余裕をもって故人を偲び、見送ってあげるためにはご相談者様のように前もってご準備されると良いでしょう。
こちらでは遺産相続の流れをご紹介しますが、その前にご承知おき頂きたいことがあります。ご家族が亡くなられたらまずは遺言書がないか確認してください。遺言書の内容は原則、民法で定められた法定相続分よりも優先されるため遺言書があれば遺産分割協議を行う必要がなくなり、比較的スムーズに遺産増続手続きが済みます。
以下は、遺言書がなかった場合の遺産相続手続きの流れです。
①相続人の調査
被相続人が生前に籍を置いたすべての役所において「出生から死亡までの全戸籍」を収集して、相続人を確定します。すべての戸籍を収集するには多くの時間を要する可能性がありますので時間に余裕をもって手続きを行いましょう。その際、相続人の戸籍謄本も取り寄せておきます。
②相続財産の調査
被相続人の全財産を調査してその内容を明らかにします。この「財産」とは、現金や不動産などのいわゆるプラスの財産だけではありません。借金や住宅ローンなどといったマイナスの財産も遺産相続の対象となるため注意が必要です。なお、ご自宅が持ち家でしたらご自宅と所有する不動産の登記事項証明書、固定資産税の納税通知書、銀行の通帳なども集め、相続財産目録を作成します。
③相続方法の決定
遺産の内容から相続方法を決定します。相続放棄や限定承認を選択する場合、「自己のために遺産相続が発生したことを知った日(通常は被相続人の死亡日)から3ヶ月以内」に手続きを行わなないと、自動的にマイナスの財産も相続する「単純承認」をしたことになります。
④遺産分割を行う
相続人全員で財産の分割方法について話し合う、遺産分割協議を行います。決定した内容を「遺産分割協議書」として書き起こし相続人全員で署名・押印を行います。この遺産分割協議書は不動産の名義変更の際などに必要となるため必ず保管しておきます。
⑤財産の名義変更
相続財産の中に不動産や有価証券などが含まれる場合は、被相続人名義から相続人名義へ変更します。
ご相談者様のご両親は現在お元気でいらっしゃるとのことですので、ぜひ今のうちに遺言書の作成をお願いしてみてはいかがでしょうか。私ども伊豆の国相続遺言相談室の行政書士が、最善となる遺言書作成のお手伝いいたします。
伊豆の国相続遺言相談室は、遺産相続手続きの専門家として、伊豆エリアの皆様をはじめ、伊豆周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
伊豆の国相続遺言相談室では、ご依頼いただいた皆様の遺産相続手続きについて、伊豆の地域事情に詳しい行政書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは伊豆の国相続遺言相談室の初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。伊豆の国相続遺言相談室のスタッフ一同、伊豆の皆様、ならびに伊豆で遺産相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。
伊豆の方より相続に関するご相談
2024年03月04日
行政書士の先生に相談です。父の相続財産を確認したく自宅の整理をしていますが、銀行通帳が見つからず困っています。(伊豆)
相続財産である預貯金の行方が分からず困っています。先日、伊豆にて一人暮らしをしていた父が亡くなりました。相続人は私と妹の2人になりますが、同じ伊豆に住む私が代表して、自宅の整理を始めたところです。
父は入院する一月前まで働いており、病気が見つかったことにより退職をしたのですが、その際に受け取った退職金が入った通帳が見つかりません。会社を辞めてすぐに入院してしまったので、すべてを使ってしまったとは考えにくい状況です。妹も父から聞いていないようで、どこの銀行を利用していたのか手がかりがなく困っています。
取引があるかすらわからない状態でも、銀行に問い合わせることは可能なのでしょうか。(伊豆)
相続人であることを証明すれば、銀行を調査することは可能です。
伊豆の国相続遺言相談室にお問い合わせいただきありがとうございます。
結論から申し上げると、お父様が生前に利用していたかを銀行に問い合わせることは可能です。調査を行うにあたっては、ご相談者様が本当にお父様の相続人であることを証明しなければならないため、お父様が亡くなったことがわかる戸籍と、お父様との関係性がわかる戸籍(今回の場合は親子関係)を用意してください。
しかしながら、やみくもにすべての金融機関に問い合わせするのは現実的ではありません。まずはご自宅の書斎などから、相続財産に関して記載された終活ノートなどが残されていないか確認して下さい。ご入院されていたということなので、お父様が入院先に持ち込まれていた手帳やノートの中にメモ書きが残っている可能性もあります。
そのようなものが見当たらない場合、銀行からの郵便物やカレンダー、粗品やタオルなどを手がかりに金融機関に問い合わせてみましょう。また、会社の退職金とのことなので、給料が振り込まれていた口座に残っていることも考えられます。その場合、お父様が務めていた会社近くの金融機関が利用されている可能性が高いので、直接問い合わせてみてください。
伊豆にお住まいで、相続についての相談がある方は、伊豆の国相続遺言相談室の初回無料相談をご利用ください。伊豆の国相続遺言相談室は伊豆近辺のお客様のご相談を数多くお受けしております。相続の専門家である行政書士が親身になって相続のほか遺言書作成、生前対策に関してサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。