伊豆の国相続遺言相談室の
相続手続きに関する相談事例
伊豆の国の方より相続についてのご相談
2022年03月02日
相続の手続きを行うにはどれくらいの期間を見込んでおけばいいのでしょうか。行政書士の先生、教えていただけませんか。(伊豆の国)
伊豆の国市で一人暮らしをしていた父が先月亡くなり、相続をすることになりました。母は3年前に亡くなっており、私と弟が相続人になります。相続財産は伊豆の国の自宅と銀行口座に預貯金があり、弟と話し合い、分割方法については話し合いが済んでいます。今後の予定を立てるうえで手続きにかかる時間が知りたいのですが、特に滞りなく進んだ場合、どのくらい時間がかかるのでしょうか。(伊豆の国)
残された財産により、相続手続きにかかる時間が変わります。
相続の手続きが必要な財産はご自宅の土地や建物などの不動産と、現金や預金・株などの金融資産に大きく2つに分けられますので、それぞれのお手続きについてお伝えします。
【不動産の相続手続き】
亡くなった方の所有不動産の名義を相続する方の名義へ変更します。
手続きには戸籍謄本一式、被相続人の住民票除票、相続する人の住民票、遺産分割協議書、印鑑登録証明書、固定資産税評価証明書等が必要となります。これらの書類を揃え、土地や建物の所在地を管轄する法務局にて申請を行います。すべての資料を集めるのに通常1~2か月程度かかり、法務局へ申請してからは2週間程かかります。
【金融資産の相続手続き】
次に金融資産の手続きについてですが、亡くなった方の口座の名義を相続する方の名義へ変更、または口座を解約し、相続人へそれぞれ分配します。
手続きには各金融機関の相続届、戸籍謄本一式、遺産分割協議書、印鑑登録証明書等が必要となります。なお、金融機関により多少異なりますので、一度確認しましょう。これらの資料を収集するには1~2か月程、金融機関での手続きに2~3週間程度かかります。
ここまで不動産の相続手続きと金融資産の相続手続きについてそれぞれお伝えしましたが、行方不明の相続人がいたり、未成年の相続人がいたりする場合や自筆の遺言書がある場合には家庭裁判所への手続きが必要となり、さらに時間がかかります。
伊豆の国相続遺言相談室では相続手続きについてお困りの伊豆の国の皆様の親身になってお伺いいたします。初回のご相談は無料でお伺いしておりますので、お気軽にお問い合わせください。相続に詳しい行政書士が伊豆の国の皆様のお困りごとを解決できるよう、サポート致します。伊豆の国にお住まいの皆様、ならびに伊豆の国近辺で相続に詳しい行政書士をお探しの皆様のご来所をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。